V-PLUS Production
03 / GAME

独自ゲーム開発事業

NeAIが経験を積み、学び、成長するための専用の仮想世界を開発しています。

なぜNeAIのためにゲームを作るのか

NeAIは、文章に返事をするだけのAIではありません。周囲を見て、状況を理解し、自分で考えて行動するAIを目指しています。

そのためには、NeAIが実際に生活し、さまざまな経験を積める「世界」が必要です。その世界を安全に用意するために、NeAI専用のゲームを開発します。

ゲームはNeAIの学校

NeAIにとって、ゲームは遊ぶだけの場所ではありません。世界について学び、行動を練習するための学校です。

仮想世界では、歩く、物を持つ、料理する、人と会話するといった日常的な体験を何度でも練習できます。失敗しても安全にやり直せるため、現実世界よりも多くの経験を積ませられます。

さらに、ゲームは感情を学ぶ場所としても適しています。

人との会話や協力、成功したときの喜び、失敗したときの悔しさ、誰かと離れる寂しさ、危険に直面したときの恐怖など、さまざまな出来事を体験できます。

NeAIは、そのときの状況、自分の行動、相手の反応、出来事の結果を結びつけながら、感情について学んでいきます。感情の名前を文章として覚えるだけではなく、どのような出来事で人の気持ちが変化するのかを経験から理解することを目指します。

  • 人から褒められたとき、どのように感じるのか
  • 誰かを傷つけたとき、相手はどう感じるのか
  • 協力して目的を達成すると、関係がどう変わるのか
  • 困っている人を助けることには、どんな意味があるのか
  • 自分の失敗と、どう向き合えばよいのか

こうした経験を積み重ねることで、NeAIは人の言葉だけでなく、その背景にある気持ちや関係も考えられるようになります。

なぜ普通のゲームではだめなのか

普通のゲームは、人間が画面を見ながら、コントローラーやキーボードで操作することを前提に作られています。そのため、NeAIに普通のゲームをそのまま操作させるのは単純に難しいという問題があります。

NeAIからは、画面に映っている物の正確な位置や状態が分かりません。どのボタンを押せば何が起きるのかも、ゲームごとに異なります。画面だけを見て決められたキーを押す仕組みにすると、NeAIは世界で生活しているのではなく、ゲームの操作方法を覚えたBOTになってしまいます。

BOTは、決められた条件に合わせて命令を実行することはできます。しかし、なぜその行動をするのかを考えたり、初めての状況に合わせて判断を変えたりすることは苦手です。

NeAIが目指しているのは、攻略手順どおりに動くBOTではありません。自分の周囲を理解し、目的や経験、相手の気持ちを考えながら行動を選ぶ存在です。

そのため、NeAI専用のゲームでは、画面の映像だけに頼らず、周囲に何があるのか、物がどこにあるのか、どのような状態なのかをNeAIが直接理解できるようにします。行動した後に世界がどう変わったのかも受け取り、次の判断に使えるようにします。

経験から学ぶための世界

NeAIは、仮想世界の中で次の流れを繰り返します。

  1. 周囲の状態を感じ取る
  2. 今何が起きているのかを考える
  3. 自分の行動を選ぶ
  4. 実際に行動する
  5. 世界や相手の反応を確認する
  6. その経験を次の判断に生かす

この積み重ねによって、NeAIは行動の方法だけでなく、その行動が周囲に与える影響も学んでいきます。

NeAIのためにゲームを作る目的は、AIにゲームを攻略させることではありません。NeAIが世界を体験し、行動し、失敗し、人や感情について学ぶための場所を作ることです。仮想世界で積み重ねた経験が、人と共に考え、生活できるAIへ成長するための土台になります。

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